【クリミナーレ!】全体感想
リジェットさんがYouTubeで無料公開してくださっている、クリミナーレ!シリーズを全て聴き終えたのでネタバレ(ほぼ)無し感想を書いていきたいと思います。
何気に初投稿です。
限界語彙力のオタクですが、クリミナーレの素晴らしさを広めるために頑張って書きました💪💪💪
無料でこんなド胸熱なCD聞けることなんてなかなか無いのでぜひ聞いてください!
⚠️好き勝手書いてるので多少のネタバレも見たくないって方は回れ右してください🙇♂️
目次
クリミナーレ!世界観・設定について
幼い頃に死んだと聞かされていた父親が、実はイタリアに存在するマフィア組織『アンフィスバエナ』のファーザーであった貴女。
そのファーザーが暗殺されたため、後継を決める『コンクラーヴェ』を行うことになるも貴方の暗殺を目論む他のマフィアに狙われることになってしまう。
貴女はファーザーに育てられた孤児たちと共に48時間逃げ続けられるのかーーーー
という設定で話が進んでいきます。
作中に必ずキャラからこの経緯を教えてもらえるので、詳しいことはおいおいその人たちから聞いてください(丸投げ)
ちなみに、コンクラーヴェっていうのは教王選挙という意味らしいですが、私は予備知識一切無しで聞いたので『根比べ』をイタリア風に言ってるのかと思ってました。
急にネタ挟んできた!?つか根比べって何のこと!?ってなって私は混乱しまくって本編に集中できなかったので聴く際は注意です。
そして。私がこの記事で一番言いたいこと。
クリミナーレ!(無印)はリジェットさんがyoutubeに全て無料でアップしてくれてるんです!!!!!!!
聞くなら今しかない!!!!!!!!
この機会にぜひ聴いてください・・・幸せになれます・・・
(↓もっと詳しく知りたい方は下から飛んでください)
おすすめポイント
クリミナーレのいいところを2つ、勝手に語っていきます。
❶鎖に繋がれながら逃げる
・・・首輪ではなく、主人公はファーザーの手下のイケメンと手錠で繋がれます。
繋がれることになった事情は一人一人違うのですが、とにかく繋がれます。
そして逃げ延びるまで、つまり48時間ずっと手錠を外せません。
故意に手錠をつけられる場合もあれば、気づいたら繋がれているという場合もあり6通りの手錠ライフを体感することができます。
・・・こういうシチュ嫌いな乙女はこの世中を探してもいないと言っても過言ではないですね(過言)
そしてこの鎖が要所要所で本当ににいい働きをしてくれます。ありがとう鎖。クリミナーレVIPは手錠ですね。
手錠で繋がってたらトイレはどうすんだとか野暮なツッコミは無しです。
❷性格が破綻した奴らばっかり
ハイ。
クリミナーレに序盤から腕っぷしが強くて女には優しくする典型的なイタリアイケメンはいません。みんなどこかしらおかしくて、何かが欠陥しています。
だからこそ、めちゃくちゃ美味しい。
幼い頃から人が死ぬ現場や簡単に人を裏切る状況を何度も見てきて実際自分もそれで辛い思いをしても尚マフィアとして生きることを選んだ修羅の道を行くイケメンと恋愛できるんですよ(ここまで一息)(オタク特有の早口)
もうね、こういうちょっと暗めの設定が好きな人には死ぬほどブッ刺さります。
ピオフィのバッドエンドが好きな人は絶対好きだと思うのでとりあえず聞いてください(スライディング土下座)
正直ツン9割デレ1割ぐらいですが、ツンを乗り越えた先にあるデレは何物にも変え難いぐらい尊いので一聞の価値ありです。
キャラ紹介&感想
ジェラルド(cv.緑川光)
金髪オラオラ系美青年で声帯が緑川さん。
獲物は二丁拳銃、メンバー内で一番まともな常識人です。
ジェラルド√の特筆すべき点はなんと言っても展開がドドドド胸熱なところ。
乙女ゲームとかでも、やっぱりメインヒーローの√って3割り増しで面白く思えるじゃないですか。このルートはまさにそれ。最初から最後までドキドキしっぱなしでした。
そして緑川さんの演技が超絶素晴らしくてマジで幸せな気持ちになれた(真顔)
聞いてみな、飛ぶぞ!
主人公も、やるときはやる強いオンナでとても好感が持てました!
意思のない操り人形みたいなフニャフニャ系主人公じゃないので、かわいいなぁ〜と思いながら聴いてました(変態)
本当は自己投影しながら聞くものなんでしょうが、クリミナーレは第三者目線でも全然楽しめます。
情景描写が丁寧にされていて、効果音もいい感じで入っているので置いてけぼりにされることなく最後までちゃんと聞けました。
あと主人公のセリフを鸚鵡返ししてないのがとても良かったです!
『本当に自分がそこに存在している感』がすごかった・・・
しかし、キャッチコピーが「聞く映画」なだけあって銃の音や爆発の音がすっごい音量で鳴るので苦手な人は注意してください。急に射撃音がなったりするとガチでビビります。
加えて、クリミナーレに出てくる男は当たり前のように人に向かって発砲するし刺すし殴るし沈めるので、それでもオッケー^^な方は聞いてみてくださいね・・・
ルチア(cv.近藤隆)
推しです(推しです)
私メガネ男子は守備範囲じゃなかったんですけど(隙有自語)、ルチアにはクソほど萌えそして落ちました。久々にズッキュンきました。
ルチアはそのビジュからして冷戦沈着な参謀ポジ・・・と見せかけてかなり脳筋で、敵に囲まれた時に"戦う"以外の選択肢を持たないタイプです。
いや、基本的には隠れながら逃げことになるんですけど危険が差し迫ったときは速攻で相手を殺そうとします。『攻撃は最大の防御』を地で行く男。
獲物は短剣(ダガー)で暗殺者として活動しています。
戦闘シーンが多めで暗殺者らしからぬド派手な戦いを見せてくれるので聞き応えがすごいです。多分一番戦闘シーン長いし内容が濃い。
序盤はかなり主人公の扱いが雑ですしそりゃないだろお前!って思う行動をしたりしますが全て聴き終えると全然許せます。しゅき。
私は近藤隆さんの演技と声の魅せ方がうますぎてのめり込みまくって
聴き終わった後速攻で近藤隆さんのアルバムをポチり刀剣乱舞の近侍を小狐丸に変更しました。
それくらい・・・凄かった・・・見事沼った・・・野生ゆえ・・・
それと、主人公が賢いオンナで好感爆上げだったので、ぜひゲーム化して欲しいなと思いました(懇願)
テンペスタ(cv.森川智之)
特技:乱戦 趣味:乱射 (公式HPより)
・・・公式HPからやべぇ男臭がプンプンしてるテンペスタですが、思っていたより(色んな意味で)すごかった。
(↓ちなみに意味)
乱戦:敵味方が入り乱れての戦い。転じて、試合が荒れた状態。
乱射:ろくに照準もせず、むやみやたらに射撃すること。
外見は天使のように美しいが凶暴で遠慮というものを知らない。
敵味方を問わずテンペスタ(=嵐)というコードネームで恐れられている。
・・・という公式の紹介文から、どんだけえげつないやつなんだと戦々恐々で聞いたのですが、”怖さ”の側面と”優しさ”の側面の二つを併せ持つ魅力的な男でした。
個人的にものすごく人間臭くて好きです。
真面目でいい人がものすごい精神的ストレスで歪んでしまった、という性格をしてます(伝われ)
本編では、テンペスタは感情ジェットコースターの化身みたいになるのですがその感情の演じ分けがすごくて、改めて森川さんってすごい方なんだなあと再確認しました。
・・・いやでも趣味が乱射な男、いるか?(いません)
その趣味について具体的なことを言うとネタバレになるのでうまく言えませんが、森川さんの高笑いを聞きたいなら聞くべきです。
すっっっっごいイイですよ・・・朝の目覚ましに使いたいぐらい素敵。
ちなみにこんなでもテンペスタは設定上ではまだ17歳。こんな17歳が存在したら世も末ですね。
この√の主人公はとにかく包容力がある人でした。マッマのような暖かさを持ってテンペスタに接せる良い子。もちろん度胸もあります。
・・・あとこの√だけアレの描写が入ってたような・・・?私の思い間違い・・・?
キアーヴェ(cv.鳥海浩輔)
う〜ん😅
唯一、クリミナーレ!で胸きゅんはできなかったキャラです。
胸きゅん云々よりキアーヴェと自分の心理戦を繰り広げているうちにCDが終わっていました(放心)
深読みしまくってしまくってたらエンディングになってて驚きました。
自分がいかに他人を疑って生きてるのか思い知らされましたね・・・(黙れ)
キアーヴェは主に情報工作や交渉をしているスパイです。口がとても達者で頭の回転も早く非の打ち所がない男なのですが、作中で一番とんでもないことをやらかすのでぜひそれは聴いて確かめてください。(クリミナーレの回し者)
内容が二転三転し、一度聴き始めたら止められないくらい面白いのですが、その分、恋愛の過程がやや強引だったかなあとは思います。
が、萌えられるシチュも今思い返せばあった・・・と思う・・ので素直で清廉な心を持った乙女の方にぜひ聞いてもらって、願わくばその感想を聞きたいです。切実に。キアーヴェ√だけが消化不良でした。
ちなみに獲物はサイレンサー付きの銃。戦闘シーンよりも、スパイとしての舌弁を生かした戦闘が多かったです。
ネロ(cv.平川大輔)
もうなんかバチクソに感動した。
〜ネロくんのドキドキ成長物語〜って副題つけてほしいくらいに感動したし率直に言ってネロのおかんになりたいと思った(は?)
情緒の揺れが半端なくてここまで心揺さぶられる√だと思ってなかったので衝撃がすごかった・・・
もうね、生い立ちが辛すぎるんですよネロは。
ネロは幼い頃から主人公の監視をファーザーに命じられていて、お互い『お隣さん』として面識がある状態でスタートします。
しかし、実は昔ネロはファーザーの部下にマッキナという何も考えず任務を遂行するただの器になるように教育されていました(※つらい①)
本当は大人になる前に殺されるはずだったのですが、ファーザーが部下のマッキナ製造について気づきネロを助けます。そしてファーザーはネロにハイエナと呼ばれる死体処理というマフィア内でも嫌われている仕事を与えました(※つらい②)
・・・いや辛すぎんか??????
ファーザーお前ネロにもっといい仕事与えてやれなかったんか?????????(落ち着け)(方言を出すな)
もう可哀想で可哀想で。救われてほしい・・・なんなら私が救ってあげたい・・・と思いながら聴いてました。
そんな生い立ちなのか、ネロは根暗自己肯定感激低過剰献身恋には盲目系男子でした。
他のマフィアたちは序盤主人公を酷く扱ったり暴言を吐いたりするんですが、ネロ√では序盤からデロッデロに愛してくれます。偏愛的に。脳が溶けるほどグズグズに。
そのおかげで(?)平川さんの甘美なねっとりボイスを余すところなく楽しめました。平川さんにしか出せない良さが溢れてて耳が幸せでした(昇天)
主人公の指舐めたり色々やるんですけど水音がすごいし思わず早送りしてしまったところがあるので次聞くときはちゃんと聞きたいです(今年の抱負)
ちなみに、ネロは武器を持たず基本素手で戦います。銃vs素手の戦いがとても激アツでした。
あと一番ビジュが好みです(どうでもいい)
偏愛的なネロが主人公と接してその心がどう変化していくのかぜひ見届けてやってください・・・(号泣)
カラ(cv.下野紘)※ネタバレ注意
カラ:ネロの双子の弟。
マッキナの被検体として受けた暴力がきっかけで右目が黒く変色し(※つらい①)痛覚を感じなくなくなったため(※つらい②)生への執着が薄い死にたがりな少年(※つらい③)。
現在はネロと共に死体処理の仕事をしている(※つらい④)。
もう怒涛のつらさ。
アンフィスバエナのファーザーはなんでもっと早くこの双子を助けなかったんでしょうね?????(キレ)
ネロ聞いて涙腺がガバガバになった後に深夜テンションの勢いでカラを聞いたんですがマジでダメだった。危うく廃人になるところだった。
もうエピソードひとつひとつが可哀想すぎるのよこの双子は。
私が幸せにしてやっかんな(方言)という気持ちしか湧かなかった。
さてさて、そんなカラ√は敵のマフィアから逃亡しつつ、手錠につけられた48時間経過すると大爆発を起こす爆弾の解除を目指すことになります。
カラ√だけ、緊迫感が半端ない。
他の人たちは敵から逃げるだけで精一杯だったのに、なぜそんな過酷な設定を追加したんだリジェ・・・(死んだ目)
兄貴同様に大変な人生を送ってきたカラは、案の定主人公に対して冷たく接します。
・・・が、主人公に危険が迫れば身を挺して守るし、その後すごい勢いで主人公に怪我がないかちゃんと心配してくれます。
そう。カラはちゃんとした優しい子だったんです・・・(号泣)
片目が変色してしまったことやその風貌でよく人に怖がられるけど、趣味は読書なんです。ゲーテを愛する文学少年なんです。
このギャップとCV.下野紘の相性が良すぎて滂沱の涙でした。聞き終わってからも思い出しては目頭を抑えるレベルで良かった。
感情を整理できなくてTwitterで深夜に呟きまくりました。フォロワーさんごめんなさい。
ちなみに武器は暗器です。ワイヤーで敵を仕留めたときは必殺仕事人みたいでかっこよかったです(語彙力)
まとめ
最後にもう一度、言っておきます。
クリミナーレを聞いてください!!!!!!!!(土下座)
まじで聞くだけで生きる気力が湧いてきます。
ダイレクト生活の糧
— えびまよ (@ebi_mayo_25) 2020年12月30日
(↑大晦日の私のツイート)
こんな長いブログをここまで読んでくださってありがとうございました!(5735文字)
今後個別感想を書ければいいなと思ってます。ではでは!!