【剣が君】九十九丸√感想

 

 

こんにちは!えびまよです🍤

今回は剣が君のメインヒーローこと九十九丸の感想を書いていきたいと思います!!!

 

 

 

 

九十九丸(CV小野友樹さん)

 

年齢:20歳

身長:170cm

出身:陸奥国

 

 

5段階評価

・ストーリー★★★★★

こんなに完璧なストーリー初めて読みました。

 

・主人公★★★☆☆

安定に空気でしたがあまり邪魔をすることはなくよかったです。

 

・スチル★★★★★

最高でした。スチルが出てくるたびに見惚れてました。

 

・全体★★★★★

 

 

 

 

全体感想(ネタバレなし)

 

むちゃくちゃよかった。

何言ってもネタバレになりそうだから詳しく言うのは控えるけど、とにかくむちゃくちゃよかった。

 

最初に九十九丸見た時(これがメインヒーロー!?)って思ったけど彼は紛れもなくメインヒーローでした。でも乙女ゲームでよくある圧倒的運命で殴ってくる感じじゃなくて九十九丸と香夜さんだったからこそ成し得られる物語って感じだったので安心してください。

 

エンドによって差が激しい上に剣√も君√もとにかく濃度が高くてストーリーが重いから進めるのが大変でした。私は君√⇨剣√と進めたから余計に心労がやばかったです。あとカジュアルに血を見る√だったからリジェ男さん好きも満足できる√だと思います🤔

 

 

 

九十九丸√でよかったところ

 

全部!!!

全部です。

 

九十九丸にハマりそうな人

 

九十九丸にハマらない人なんていません(強気)(真顔)

まず声帯がおのゆーの時点で勝ちなんですよ。それに剣君陣のシナリオと読さんのスチルが合わさったら無敵なので・・・。人によっては一生の伴侶になると思います。

 

 

 

ここから下は全力でネタバレしているので未プレイの方はブラウザバックをお願いします🙏

クリアした後にまた来てくださいね〜👋あと感想がめちゃくちゃ長いです。

 

 

※実彰・縁・螢・左京・鈴懸√についても語っているので未攻略の方は閲覧注意!(まずは実彰の感想から読むのをお勧めします🙇‍♂️)

ebimayo-onigiri-blog.hatenablog.com

 

 

 

共通√

 

他の√で散々匂わせがあった割に核心的なことは何もわからなくて、やっと九十九丸のいろいろを知れるんだ・・・!と思ってワクワクしながら進めてたら死ぬほど伏線張ってあって泣きました。深読み厨には嬉しすぎる。

それについてもう何から書いたらいいかわかんないほど書きたいこといっぱいすぎて困る。ので箇条書きで書いていきます。

 

 

①九十九丸を見ると妖怪が逃げていく

 

妖怪が出たときに指名して護衛に倒してもらうポケモン的なアレ。みんなはなんだかんだ殺したりしてるのに九十九丸だけ不戦勝続きなとこ、ゴリゴリの伏線で泣いたし謎に4回も妖怪と戦うから不穏すぎた。

 

 

VSつるべ落とし

 

『なんで気づかれないんだ・・・?』

今、九十九丸は気配を消そうという努力をまったくしていない。なのに、どうしたことか。

『まあ・・・いいか。気づかれなくても、こちらから声を掛ければいい話ではあるしな。』

つるべ落とし『き・・・さ、ま・・・!?』

『なんだ?』

みるみる12、妖怪の顔がこわばっていく。商人に襲い掛かろうとしていたはずなのに、ぴたりとその動きが止まっていた。

その目は、九十九丸を見据えている。

『なんだ・・?まだ刀すら抜いていないぞ?』

 

『くそッ、お、覚えてろ!』
『なんだと?おい、俺はまだ何もしていないぞ。』
『おぬしのような奴は、放っておくとどんな悪さをしでかすかわからんからな。いっそ、成敗させろ』
『じょっ、冗談じゃねえ・・・!』

 

 

VS鼬

 

『ヴゥ・・・キャンッ!!』
『え・・・っ!?』

『に・・・逃げたぞ?』

居合の技を放つ前に、なぜか妖怪が逃げていってしまった。

 

 

 

VSかまいたち

 

『この・・・気・・・。ま、まさか・・・!』

(なんだ・・・?)

 

九十九丸が近づこうとすると、妖怪は恐怖に目を見開き、後ずさった。

それまで揚々と大口を叩いていた妖怪の顔がみるみるうちに強ばり、恐怖に歪んでいく。

 

『ヒイイ!じょ、冗談じゃない・・・!こんなやつ、相手にできるかあっ!』
『あ、おい、待て!』
『いったい、なんだったんだ?急に怯え始めたように見えたが・・・。

『・・・ふむ。最近の妖怪は腰抜けなやつが増えているのかもしれないな。』

 

 

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圧倒的そうじゃない。

正直剣君の男5人も攻略すると薄々九十九丸について察すし、こんなに畳み掛けるように何回も妖怪が逃げ出す描写されたら嫌でも察する。

ここで九十九丸は妖怪に気づかれない雰囲気を纏ってて妖怪よりも優位な立場にあるって言うことがわかるんだけど私たちはこれまでの√で散々マレビトが江戸にやってくる夢を見たじゃん・・(甦る悪夢)

 

だから九十九丸は常世の雰囲気を纏っていて妖怪より上位=マレビトってことが確定するわけ(吐血)

うん知ってた・・・・・・・・・薄々わかってた・・・・・・・・・・・・・・・。

 

真面目で胃袋がブラックホールでいびきがひどくて童顔で可愛い九十九丸がこんな過酷な運命を背負うことなくない!?て思って最初はただ悲しんでたんだけど徐々に九十九丸の得体のなさが露出し始めて不思議な感じになった。

九十九丸の真っ黒な装束と腕に巻かれた包帯、異常に真っ白な肌、大きいのにハイライトが薄い目が率直に言うと、薄気味悪い。なんか座敷童的な何かを感じる(と思ったら遠野出身だった)(納得)

 

なのに九十九丸本人の行動はただのいい人だし、宿でおばさんに冷やかされた時は照れて焦ってるからちぐはぐすぎてなんなんだこいつは・・・てなる。

 

 

②本人にも自覚はある

 

由比宿ぐらいで九十九丸と話した時に九十九丸は20歳だってことがわかるんだけど、その時に

 

『俺自身、自分の中に肝心な何かが足りない気がしてならないんです。』

 

って言うんだけどもうこれなんかあしゅら男爵的な何かでしょ!?!?!って取り乱したよね。このセリフが後々色んなところで効いてきて泣いた。あえて『足りない』っていう表現をするの好きすぎる。

 

 

③さった峠での確定演出

 

今までは鷺原左京の狂いっぷりを楽しんでたこのシーンなんだけど全然楽しめなかった。

 

シグラギに捕まった香夜さんを救おうとする九十九丸だけど二進も三進も行かない状況になって鬼に暴行された後に急に覚醒するのなに!?怖いんだけど!?(素直)

 

この時の九十九丸の声が低くて絶対九十九丸の声じゃない変なお経に囲まれるあたりに線香みたいな匂いが広がるわそれを見たシグラギがあっという間に退散するわで個別入った後どれだけヤバい展開が待ってるのかと思うと震えた。

 

 

でもその後に敬語が崩れて『キミ』呼びをしてくれる九十九丸が見れて超ハッピーになったからもうこれ以上考えるのはやめにしました(現実逃避)。しかもこの√でシグラギ死んでない。ヨカッタヨカッタ。

花嫁道中が終わった時に一緒に神社でおにぎり食べるのもめちゃめちゃ微笑ましかった。でも回し飲みできない私からすれば人の口の周りについた米粒食うのはなんかちょっと複雑な気持ちになった。うん・・・。

 

 

 

 

個別√

 

お供物のカッチカチのおにぎりを食ってる九十九丸を拾うところから話が始まるんだけどどない?

こんなトリッキーな登場の仕方ある?て思ってたら初登場の時もこの人お供物のカッチカチの団子食ってた。成長してなくて草。

 

理由は宿のツボを割っちゃって報酬を全額没収されたっていうので、自業自得だけどかわいそうだった。

けどそれを知った護衛の人たちがさっと帰ったのには爆笑した。同じ釜の飯を食った仲間なのに流石にひどくない!?実彰さんもスッと帰ってたしみんな意外と物欲あるね!?

大天使鈴懸(半額没収)がお金をまるまる九十九丸に渡そうとしてたのは流石だったけど不意に鈴懸√の色々を思い出して死にそうになった。あ”あ”あ”(発作)

 

その後九十九丸が香夜さんの家で使用人として働くようになるんだけど、左京を家で匿ってた時より50倍ラブコメしてた。左京√ではパワータイプの胸キュンシーン多めで九十九丸√の胸キュンシーンは自然で優しい感じ。ここで何度このままエンドを迎えたいと願ったかわからない(まだ個別第一章)

 

 

で、九十九丸の部屋をどこにするか相談してるときに、剣に一直線な九十九丸が『剣聖大典太も納屋で暮らして剣技を磨いたらしいんで俺も納屋に住みたいです!!』てキラキラした目で言ってて爆笑した。

実彰さんそんなこともしてたんだ・・・おもろい人だな・・・。うつ伏せで爆睡したり庵の障子が筍柄だったりツッコミだと見せかけてかなりのボケ役なところおもろすぎる。

実彰さんといえば、なぜか筍取りすぎてハバキが押し潰されるっていうハートフルストーリーが挿入されてて意味不明だった。もしかして庵の障子が筍柄なことへの伏線ですか????(多分そう部分的にそう)

 

 

その後九十九丸はわざわざ遠野から御前試合に出るために家出してきたにもかかわらず『仕事に支障が出るから』って言う理由で御前試合に出ることを隠しながら働くんだけど、九十九丸が心配だからってだけで簡単に試合に出ないでっていう香夜さんがちょっと自己中すぎてがっかりした。そこは笑顔で応援してあげようよ・・・。

 

縁、実彰、鈴懸は本人たちにとって剣がどっちかというと忌まわしいものだから剣√だと悲惨な結末になることが多かったけど、螢、左京、九十九丸は君√でも剣を振るわないと幸せになれないことが多かったからあんまり引き止めるとダメなんだよなぁ・・・(経験則)

 

あと九十九丸以外の人は無理矢理剣の道に進まされてるけど九十九丸だけは自発的に剣の道に入った言うなれば剣オタクだからなんとなく剣√が正史なのかなとは思う。

 

とかぐちゃぐちゃ考えてるうちに九十九丸の過去が語られたんだけどこれが不穏オブ不穏!みたいな感じで泣いた。15歳の時に地滑りが起きて両親が死んだけど自分だけ生き残った〜とか絶対それなんか裏にあるだろ(真顔)

あと急に今を生きたいように生きるとか言い出して焦った、刹那主義者は大体やべー運命をたどるので・・・(コドリアで学習したオタク)

 

 

で!

そんな時に御前試合で鈴懸と戦うんだけどここから剣君特有の急にダッシュで地獄に直走るムーブ到来して白目剥いた。なんで剣君はこうも急に地獄錬成するの・・???(瀕死)

 

 

鈴懸に負けたくないと思った九十九丸は試合中に急にさった峠と同じような気を出す上にマレビトの力が強まったからか本来の20歳の九十九丸の姿に変貌するんだけどさ、か、かっこよすぎじゃない!!??!?!?!(悲鳴)

 

お経に阻まれてうっすらとしか姿が見えないけど確実にかっこいい、死ぬほどかっこいい。多分身長185cmはある(確信)ここでありえん狂った。急に殺気をむき出しにして低音の小野友樹で喋り出す九十九丸かっこよすぎな(語彙力)

 

で、その後今まで出演回数が少なかったにもかかわらずめちゃくちゃ存在感があった大僧正天海が色々を教えてくれて助かった。目が怖いから敵かな?て思ってたけどただの優しいおっさんでした(安直)。個人的には天海=明智光秀説をちゃんと拾ってくれてて嬉しかった🙌

 

そこで九十九丸の心臓は動いていない=生きていないこと、15歳の時に一度人を庇って死んでることが明かされるんだけど斬られた九十九丸のスチル痛々しすぎた。ざっくり袈裟斬りにされて目は虚空を見つめててどう足掻いても助からない感じが伝わってくる。

 

たまらずにその場を逃げ出した九十九丸の言葉にめちゃくちゃ泣いた。

 

『マレビトに支配されたこんな身体じゃ、侍になんかもうなれない・・・。俺はもう、強くなれない・・・!』
『月の光を浴びなければ弱るだなんて、まるで化け物じゃないかっ・・!』

『・・・ちゃんと、痛いんだ・・・。』
『転べば痛い。皮膚を切れば血が滲む。・・・それなのに、俺は死んでいると言うのか?これは・・・俺の体ではないのか?』
『っ・・・違う、これは、俺だ・・!この手も、足も、心臓も・・・!二十年間共に生きてきた、俺の・・・!』

 

😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭

唯一、純粋に強い侍になりたいと努力してる九十九丸だからこそこの言葉が響くよね・・・。つらい・・・。

 

 

『・・・・キミは、怖くないのか?』
『俺は・・・普通の人間と違う。人ですらないかもしれないんだぞ。』
低い声で放たれた言葉に感じた恐怖心は、おそらく本能的なものだった。

これを尋ねているのは九十九丸ではなく、彼の中にいるもうひとりなのではないかーーーと。そんな疑念すら抱く。

 

マ゙レ゙ビ゙ドめ゙絶゙対゙許゙ざん゙(号泣)

こんなかわいい顔した男怖いどころか好きじゃない方がおかしいだろ・・・。マジでマレビト許さん・・・。

てか後半に尋ねたの絶対マレビトだろ・・・無理・・・・・つらすぎ・・・・・・。

 

しかもここでエンド分岐なのもつらすぎない?剣君ってすごいところでエンド分岐するよね(好き)

 

 

 

君ルート

 

九十九丸の過去を知りに遠野に行くルート。

この√は香夜さんが意地でも九十九丸から離れようとしなくてすごくよかった。剣君の男って目を離した隙にとんでもないことやらかすからね(遠い目)

 

道中はわりと胸キュンシーン多めで良かった。

 

道中に腕を怪我したのに足手纏いになりたくなくて無理をする香夜さんを叱った時に

 

『今度黙っていたときは、東海道の時のように姫と呼ぶぞ。それも、一生。』

 

『・・・たとえ皺だらけのじいさんとばあさんになっても、俺はキミを姫と呼んでやる。』

 

が、めちゃくちゃよかった!!(絶叫)

一生一緒にいてくれや・・・ていうかこんなナチュラルにプロポーズできるの九十九丸ぐらいだよ。もう早いとこ結婚して。

 

でもこの後に急にいのちの授業みたいな話が挟まれて気分急降下した。プロポーズ(プロポーズじゃない)の後にこんな不穏な話出してくるとか性格悪いんじゃないの!?(キレ)

 

ここの私は君√はバドエンだと思ってたから異常にびくびくしながら進めてたんだけど、君√も剣√も平等に地獄だったから無意味だった。

 

この後に行った神社で縁結びしたシーンも後々効いてくるかなと思ったら効いてた。もしここで九十九丸が結ぶのを諦めてたら・・・とかIFを色々考えたけど結末は変わらないのでやめました。

 

そして九十九丸の師匠に会うんだけどこの人が引くほどイケメン。少し縁と似た色気ダダ漏れ系のイケメンで普通に好きなんだど隠しキャラっぽいから人物詳細に居なくて泣いた。お願いだ私はこのイケメンに囁かれたい(強欲)

 

それから割とすぐに九十九丸の生まれについて聞けるんだけど、これがもうほんと誰がこんな生い立ち考えたの?てぐらい悲惨で泣いたし剣が刻につながる情報もあってキャパオーバーした。(以下ガバ要約)

 

一番刀になり鬼丸国綱を授かった九十九丸の父親は、(おそらく)剣の道に迷い九十九丸が12歳の時に離縁し修験者になった。そのため九十九丸は村のみんなに面倒を見てもらっていた。

しかし九十九丸が15歳のころ、母のように姉のように慕う娘を渡世人から庇うため斬られ、死んだ。

それを知った父親は深く悲しみ禁呪とされる反魂呪を使い、父は亡くなり九十九丸は黄泉還った。そのため九十九丸の腕は腐食が始まっていたため変色していた。

 

 

この量の情報を急に渡されてガチで目を白黒してると、和尚さんから九十九丸の父親が誰から禁呪を授かったのかはわからない、九十九丸が遠野にいると村にとってよくないから出ていってほしいって言われて一回休憩入れた。

 

情報量が、多い。(目頭を揉む図)

まあつまり、みんなで可愛がって育ててた九十九丸が死んじゃったけど禁忌とされる技によって生き返ったから周りのみんなは必死に九十九丸にそれを隠して育ててたと。でもマレビトに侵食されてる九十九丸は穢れた存在だから遠野に住むことはできずに居場所を失ってしまったと。ええ!?つら!

 

しかも一体誰が父親に禁呪を教えたのかとかわからないし常世についてもよくわかんないんだよな・・・・(頭抱え)

 

しかもここでエンド分岐するの控えめに言って鬼。

 

 

和魂

 

常世と九十九丸(?)と永遠に暮らすエンド。

 

急に覚醒した九十九丸をどうにかするために蓮台野に師匠と連れて行くんだけどマレビトとの戦いで師匠は(おそらく)死に、九十九丸も常世に連れさられるバッドエンド。

 

最後に九十九丸が『・・・香夜、どうか覚えておいてくれ。九十九丸という男がここにいたことを。その男が、キミと共に過ごしたということを。』って言うんだけど恋しい人に忘れられたくないっていう想いがビシバシ伝わってきて号泣した。シンプルに無理。辛い。

九十九丸は一回死んでるからか、縁が濃い人がいないせいかどの√でも忘れられて2回目の死を恐れてるのがすごいキた。

 

その後江戸に帰った香夜さんはハヤトと話したり(?)して九十九丸への想いを積もらせるんだけどついに弱って死んでしまう。んだけどハヤトのCVって小野友樹さんだから実は実質的には九十九丸と話してることになってんなこれ・・・て考えるとちょっと面白かった(どうでもいい)

 

常世に来た香夜さんに九十九丸がなんでここにいるんだ、こっちに来てはいけないって言うんだけど、香夜さんが本当に死んでしまったと思った瞬間に裏の九十九丸(マレビト)に変貌するのめちゃめちゃ怖かったけど20歳の姿の九十九丸がカッコ良すぎて感情バカになった。

 

えっ、流石にかっこ良すぎない・・・?特に右向いてる立ち絵の顔大優勝じゃない???こんな美しい顔面見たの実彰√ぶり・・・。

 

 

でもここで香夜の父さんや護衛たちから死なないで、っていう声が聞こえるからもしここで香夜さんが帰ろう、もしくは九十九丸が帰れ、って言ったら確実に帰れたはずなんだけど、このエンドの九十九丸はマレビトの寂しい、ひとりになりたくないっていう思い香夜と一緒にいたい、帰る場所がなくて悲しいっていう思いがごちゃごちゃになってるから香夜さんを離すはずもなく永遠に常世にいるって言うマレビト圧勝エンドだった。

 

でももし神社で縁結びを最後までしてなかったら香夜さんは帰れたんじゃないなあと思う。うん。

 

あともしかしたら所々低音になって香夜さんと話してた九十九丸はマレビトで、九十九丸とは別個で香夜さんを好きになったのかもしれないよね🤔彼も寂しかったんだろうなあ・・・。

 

 

幸魂

 

全力ハッピーエンド👊💥💥💥

このエンドめちゃくちゃ好き。なぜなら最小限の被害で最大限の幸福を実現してるからです(真顔)

 

まず、このルートで死んだのが雑魚妖怪ぐらいしかいないんだよ。もうこの時点で大優勝

だよ、おめでとう(?)

 

このエンドはマレビトになった九十九丸に蓮台野に連れて行かれてマレビトとガチンコ勝負する話なんだけどめちゃめちゃよかった。(灰色が九十九丸、黒がマレビト)(わかりにくくてごめんね🙏)

 

 

『・・・何故だ、そうまでして俺に立ち向かう』
『ハア・・・ハア・・・。・・・死にたくない。ただ、それだけだ・・・。』
『諦めの悪いやつだな。ヒトとも言えない体で、故郷すら無くした。おまえは忌み嫌われる存在なんだぞ。』
『それでも・・・まだ生きたいと願うのか。』
『そうだ。・・・こんな俺でも、そばにいてくれる人がいる。手を握り、導いてくれる人がいるんだ。』
『俺は、その人と共に生きたい。伝えなければいけないことがあるんだ。』
『だから・・・この体をやるわけにはいかない!』
『・・・』

 

あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙(号泣)(号泣)(号泣)

何がつらいってマレビトが必死に九十九丸を引き止めようとあの手この手で言ってるのがめちゃくちゃしんどい。無理。

そして自信なさげにしてた九十九丸がはっきり香夜さんへの愛を叫んでるのもいいし最高。

 

 

歪みから常世を脱出して再会するシーンでも

 

『生きたいと・・・そう願った俺に、マレビトは命を返してくれた。そうして今、俺はここにいる。』
『あいつは何も言わなかったが・・・そうまで言うなら最期まで全うしてみせろ、とそう言いたかったのかもしれない。』
『5年前のあの日から、一緒だった、俺の半身だったんだ。きっと分かってくれたんだと、そう信じている。』
そういった九十九丸は、ほんの少しだけ寂しそうに笑った。

 

って!!言ってるからマレビトも渋々だけど九十九丸の未来を祈ってくれてるみたいでめちゃくちゃよかった( 独自解釈 )。そしてこの九十九丸、成長後の姿なのマジでなに?好きなんだが・・・こんな急に美丈夫になるとか聞いてねえ( ;  ; )( ;  ; )

 

 

『お嬢さんのこの手が俺の手を離さないでいてくれたから、俺はまた帰ってこられた。』
『俺は、弱いから。きっと俺ひとりだったらマレビトに負けていた。』
『本当は体を返せと言われて、納得しかけたんだ。』
『俺は、本当ならば死人だったはずだから。こうするのが正しいんだって。』
『でも、お嬢さんがいてくれたから。・・・お嬢さんが俺を導いてくれたから、迷うことなく現世に戻ることができたんだ。』

 

うんもう一生手ェ離さないよ!!!!!!!(顔面大洪水)(うるさい)(黙れ)

一生幸せに生きてほしい。ほんとに。

 

 

幸魂の後日談では、料理茶屋の若旦那になった九十九丸がニコニコして働いてて最高だった。あと九十九丸がいっぱいご飯食べるのってマレビトのせいなのかなって思ってたけどただ単純に大食い&大きくなりたくて一生懸命食ってるだけなのね!?

 

『おーい、香夜!ちょっと煮付けの味、見てもらっていいか?味見しすぎて味がわからん!』

とかばかなこと言ってて泣いた。いっぱい食え・・・🍚

 

あと急に実彰と縁と同じぐらいデカくなった九十九丸見て衝撃を受ける護衛組の反応めちゃめちゃおもろかった。言い訳が成長期なのはいくなんでも無理がありすぎだろ。あーこのメンバーで一生楽しくやりたいな〜〜〜(号泣)

 

 

 

・・・こんな感じでエンド見たから、これから辛いことがわかりきってる剣√みる勇気なくてもうここで終わろうとしてたらフォロワーさんが励ましてくれたから死ぬ気で剣√やった。

 

 

 

剣ルート

 

御前試合に継続して出ることを決意した九十九丸の話。

 

開幕早々鼓と七重の悲恋見させられてガン泣きした。ていうかここ悲しすぎるんだよね。七星さんは箱根峠で純潔を奪われてるのに鼓を追いかけてここまでやってきたし、鼓は恩に報いようと一生懸命になってるのに朝倉のジジイに騙されて利用されてさ。無。

このシーンで鼓が

 

『・・・七重・・・。』
『俺もだ・・・俺もお前を愛している。昔も・・・今も、俺の心は変わらないよ。』
『・・・すぐに会える。それから先は・・・ずっと一緒だ・・』

 

って言って自害したのつらすぎ。なんとかしてこの2人を救いたい。

 

 

で、御前試合を勝ち進んだ九十九丸と斬鉄との決勝戦でマレビト化しそうになった九十九丸がそれを抑えようとした時に斬鉄に滅多刺しにされて死にかけて・・・ってところでエンド分岐する。なんか九十九丸の剣√だけ分岐がちょっと早くなかった??

 

 

 

奇魂

 

マレビトに九十九丸が乗っ取られるエンド。

 

・・・このエンド、Rejetのお家芸ヤンデレバッドエンドなんですよ・・・(地獄)(死亡)

なんでRejetの作るヤンデレってこんなに禍々しくて心に傷を残すんですかね?いじめ??(絶対違う)

 

このエンドの九十九丸はマレビトの口車に乗せられてマレビトと共生することを決めるんだけど、それは詭弁でだんだん九十九丸とマレビトの意識が混濁していって破滅をもたらすんだけどその過程が非常に丁寧。

 

どっかの√で絶対ヤンデレエンドは来るだろうなっては思ってたけどまさか九十九丸で展開されると思わなかった。衝撃がデカすぎる。

 

九十九丸は香夜さんと離れたくない一心でマレビトの半身の自分を受け入れ、生き返って一刀の元に斬鉄の首を刎ねてその後修行に出るんだけどこの後日談が怖すぎてだな(ガクブル)

 

修行を終えた九十九丸は完全に思考がマレビト化してて、店を廃業に追いやった挙句香夜さんをじわりじわりと囲って最終的に香夜さんを常世に連れて行こうとするんだけどすんでのところで九十九丸としての自我を取り戻して自害するっていうなーんも救いがない最悪で最高な話。何これ、インフルエンザの時に見る夢???(褒め言葉)

 

 

いつものメンタルだったらこのエンドを流せたんだけど、九十九丸√プレイしてるときは鈴懸√の直後+感想書くために睡眠時間削ってて寝不足だったから死ぬほど辛かった。さっきの幸魂からの落差もひどかったしほんとに私よくプレイしたと思うよ!?!?感謝して!?!?(?)

 

 

 

荒魂

 

良゙がっ゙だ!゙!゙!゙!゙(語彙力)

 

ここでやっと剣が君の本当のタイトル回収されてんの、ほんと作ったひと天才すぎるありがとううううううう(泣)(泣)(泣)

 

斬鉄に斬られて意識を失った九十九丸に水を飲ませて生き返らせ、その後九十九丸はマレビトを抑える旅に出るとか・・・コレ!私が欲しかったのはコレだよコレ!!!みたいな・・・なんかそんな感じだった・・・・・・・・・(無)

 

『・・・お嬢さん、頼みがあるんだ。お嬢さんの名を俺の刀にもらってもいいか?』
『私の名前・・・?』

『ああ。俺はいつもこいつと共にいる。だから、この剣をお嬢さんと思い旅をするよ。いつでもキミを身近に感じていられるように。』
『そうすれば、俺は必ずここに戻ってこられる。そんな気がする。・・・俺を守ってくれる剣がキミなら。』
『うん・・・いいよ。一緒にいけない私の代わりに、名前だけでも連れて行って。・・・大事にしてね』
『ああ。・・・ありがとう。』

 

『不安にさせると思う。だが、俺は江戸に戻ってくるよ。キミがいる、この大切な故郷に。だから信じて待っていてくれ。』

『・・・うん、信じてる。必ずまた会えるわ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さいこうかよ〜〜〜〜〜〜(感涙)

 

多分これが剣が君の総力を上げて作ったエンドなんじゃないかな〜〜好きだ〜〜〜〜!

このエンドの九十九丸は成長してないけどなんか徐々に身長とか伸びそうではある。大きく育て〜〜( ;  ; )

 

だから剣か君じゃなくて剣が君なんだそういうことか〜〜〜!!!ってヘロヘロの頭で考えた。ウワーーーーーー‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️

 

 

 

で、九十九丸√終わって画廊見直したらコンプリートスチル(声付き)が2枚も追加されてて剣君さんに惚れた。最゙高゙の゙ご゙褒゙美゙ずぎ゙る゙。

 

 

SS

 

鈴懸として生きていく九十九丸の話(語弊)

 

鈴懸として生きることで困ることはないな・・・!って思ってく九十九丸にいやいやいや困ることしかねえだろ!て思ってたけどよくよく考えてみれば困ること、あんまりなくない・・・?(洗脳)

 

あと鈴懸がどういう風に動物たちの声を聞いてるのか分かって嬉しかった。馬、可愛い喋り方してたんだなあ☺️

 

 

おわりに

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!!!!!

剣が君for V、やっと全てのルートを完走することができました!!!!!!!!!

 

 

九十九丸のSSを読破した時、もうさった峠のシーンを見て左京さんにビビれないんだなあとかもう護衛組とワイワイできないんだなあとか思ったらぶっっわあ〜って涙出てきて大変でした。もう剣君の世界には浸れないんだとか思ったんですがよくよく考えたら自分FD持ってたんでしばらくは浸れそうです✌️

 

今も『鼓動』聴いてるんですけどほんとによく練り上げられた極上の地獄ですよね剣君って。恐ろしいよ。

 

今後は百夜綴りを進めつつオラソワをやっていきたいと思ってます!ではでは!

 

 

 

 

(追記:FDやりました🙌)

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