【オランピアソワレ】天草四郎時貞√感想(ネタバレあり/なし)

 

こんにちはえびまよです🍤

今回は天共島の天使こと、天草四郎時貞√の感想書いていきます!

 

【目次】

 

 

 

天草四郎時貞(CV上村祐翔さん)

 

「瑕瑾/発芽」

マレビトの一人。色層:独色「緑」天供島漂着以前の記憶はあるものの「緑」に帰化し、現在は「緑」の長の元で生活している。白鼠三兄妹「パリス」の飼い主。

 

 

 

全体評価

 

ストーリー★★★★☆

恋愛加減とシリアス加減がちょうど良かったです。完成度がすごい。

 

主人公★★★☆☆

玄葉√では全然気が合わなかったのですが、この√のオランピアは好きでした。結構イケイケドンドンなスタンスで思わず二人の恋を応援したくなるような子でした。

 

スチル★★★★★

最高です〜〜〜〜👏

 

バドエン★★★★☆

二つあるバドエンのうちの一つがものっそい良かったです( ;  ; )

今まで見てきたバドエンの中でもかなり好きです。

 

全体★★★★☆

めちゃめちゃおもろかった

時貞の抱える問題などが全て語られるわけではなくいい感じにぼかしていたり、若いゆえの悩みとか、全てがなんかめっちゃいい感じでした(語彙力)

 

 

 

ネタバレなし感想

 

めちゃめちゃおもろかった(2回目)

 

ただの年下あざと枠かと思って舐めてたら全然そんなことなかった。

 

オランピアのことを『お姉さん』って呼ぶし立ち絵が可愛いから癒し√かな?と思ってたけど、時貞が17歳の少年が背負うべきでないものを背負いすぎてプレーヤーの心が壊死するレベルにはつらかった。

それでいて時貞はいつでも明るく振る舞うし、年相応に初心なところもあってマジで胸が締め付けられる、つらすぎ(2回目)

 

あとバドエンも最高で『ザ・日本の悲恋!』みたいな感じで非常に好みでした。とにかく最高だ〜〜全人類見てくれ!!!!

 

 

 

 

 

⚠️以下はゴリゴリにネタバレしているので未プレイの方の閲覧はお控えください🙇‍♂️

 

 

 

 

 

 

 

 

感想(ネタバレ)

 

感想の前に、オラソワのOPに攻略キャラと一緒に書いてある文字の意味わからなくて調べたらバクエモだったから見て。

 

「瑕瑾」

きず。特に、全体としてすぐれている中にあって惜しむべき小さな傷。また、短所。欠点。「わずかな―もない」
恥。辱め。名折れ。
「仕損じては一門の―になるべく候ふ間」〈義経記・六〉
[補説]「」は玉のきず、「釁」もきずの。「」は美しい玉が本義で、「瑕瑾」をきずの意味に用いるのは、日本独自の用法

コトバンクより引用)

 

 エッッッッッモ!!!!!(クソデカ大声)

え、オタクそういうのに弱いからほんとにやめて・・・すき・・・・・(脳が溶ける音)

 

これ、①でも②の意味でも取れるけど私的には②を推したい〜〜〜〜

対して「発芽」は『急成長すること』だからもう・・・ほんとによ・・・・

 

もうこの「瑕瑾/発芽」が時貞√の全てを説明してるからもう感想書かなくてもいいんじゃないかとさえ思う。書かなくていいですか?(殴)

 

 

 

○起

 

今回から感想は起承転結にまとめて書くことにしました!

 

(あらすじ)

時貞と黄泉でアイス一緒に食べたりするだけの仲なのにもかかわらず、夜中に急に道摩屋敷にやってきて時貞に求婚されるオランピア

求婚の理由を聞くと『緑の長に勧められたから』だというので、とりあえずお友達から関係を築いていく。

その後頻繁にデートをしている途中で急に時貞が泣き出したり、白いソーダを一緒に飲んだりして過ごすふたりだが、ある時海辺で時貞の愛刀を拾う。

 

つらい√あるある:始まりはすごく平和

 

始まり方が完全に嵐の前の静けさと同じなんだよね。困る。

正直最初は(もしかしてこれ名前違いの方の天草四郎時貞かな?)とか思ったけどまぁ違った。ちゃんと本物の方だった。

 

急に求婚してきた時は私も驚いたしオランピアもドン引きしてたけど、時貞の育った環境からしたら全然普通だよなって思った。むしろ結婚前に顔合わせしてる分親切かも。

 

それに、なんで求婚しようとしたのか尋ねた時バカ正直に『緑の長に求婚したら?て言われたので来ました!』って言ってるのも好感持てる。変に隠したりしないで言えるの偉いよ・・・。

 

まぁ当然そこで受け入れられるわけもなく、そこからはまずお友達として仲良くしましょ〜ってなるんだけどその後の展開がほんっっとに平和で安心した。正直開始早々謀反とか起こしてもおかしくないなとか考えてたから(物騒)

 

そこから2人は美味しいソーダ飲んだり川に遊びに行ったり仲を深めるんだけど、時貞がオランピアをおんぶしてるスチルがめちゃくちゃよかった。時貞の横顔のオス味が強いなんてもんじゃなくてもうおばさんびっっっっっくりしちゃった。

 

 

その後の海辺で時貞の愛刀を見つけるシーンは感動的でよかっ・・・

 

・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・・その刀まさか村正ではないだろうな!!!!!(鷺原左京√をまだ忘れられないオタク)

 

拾った後の時貞も武士モードで慈眼大師に刀をくれないかって土下座してるし、これは8割方村正の呪いだわって思ってた(違いました)。

 

 

 

 

○承

(あらすじ)

天供島の現状を変えたいと言ったオランピアに賛成する時貞。

実は時貞は一度死んでおり、島に流れ着いた当初は何度も帰国できないかと海に入ったりしていた。しかしオランピアの言葉を聞き、自分も島のために何かできないかと考えるようになる。

 

はい、ここでキスシーンが2回入ります🙋‍♀️スチル4枚目でキスする男そうそう居ないよ!?玄葉でさえ5枚目だったよ!?

あと言葉はしおらしいけどやってることは日本男児だからそのギャップがずるい。独占欲剥き出しで迫ってくる時貞(CV上村祐翔)の圧、死ぬ。

 

『お姉さんの横に立てるような、立派な男じゃないのは自分が一番分かってる』

『でも僕は・・・お姉さんがいい』
『お姉さんじゃなきゃ嫌だ』
『お姉さん以外ーーー触れたくない』

 

『お姉さんは、口付けってしたことある?』
『な・・・ない』
『僕も初心で奥手な少年だから、ない。でも書物には・・・こう書いてあった』
『好いた相手に唇を合わせると、肌が泡立つほどの心よさが得られる、と』
『それがどんなものなのか知りたくない?』
『僕はとても知りたい』
『相手が貴女なら・・・ーーーなおのこと』

 

初心で奥手な少年はこんなにスムーズにキスなんてしません。

しかもこの男、オランピアの髪の色が変わったことに気づかなければぜっっっっったい最後までやるつもりだった。さすが日本男児

 

で、2回目は馬車の中でキスし始めるからも”〜〜〜(赤面)この異常な手の早さなに!?玄葉だってもっと時間かけてた気がするんだけど!?

 

 

・・・っていう感じで存分に乙女ゲームしてたんだけどここから全力でシリアス方面に直走り始めて泣きました。

 

 

 

 

 

○転

(あらすじ)

マレビトは島民からなんらかの奇跡をもたらすものだと考えられていた。実際、道摩大師も慈眼大師も奇跡を起こしていた。しかし、時貞は何も成し得られておらず、それ故偽物のマレビトなのではないかと噂されていた。そし緑の長から奇跡を起こせなければ処刑するとまで言われていた。

そんな中、時貞は柑南に唆され道摩大師を殺そうとしてしまう。

 

良!!!

まじ「良!!!」しか言えん。何このすごいいいシナリオ!?(語彙力ZERO)

 

私、時貞の武士モードめちゃくちゃ好きなんだけど(隙有自語)、そのモードで痛切に泣き叫ぶのまじでいい。好き。ありがとうオラソワ🤝あと初めて上村祐翔さんと対戦したんだけどめちゃめちゃ好き。とてもいい。ありがとう🤝

 

『僕は・・・帰る』
『もうこの島に・・・いられない・・・いたくない』
『ほら波が・・・冷たい海が・・・僕を呼んでる』
『僕はマレビトの落ちこぼれなんだ、何もできない・・・なんの力もない・・・』
『何もなし得ることが出来ない・・・落ちこぼれ』
『だからもう・・・ーーー海に還る』

 

『処刑すると・・・仰るのだ』
『奇跡を起こすことが出来ないのなら、お前は・・・マレビトの偽物だから、と』
『この私を処刑するというのだ!もう一度!』
『私はあの原城の庭で、確かにこの首を撃ち落とされたというのに!』
『この命は・・・あの時に確かに終わったはずなのに・・・っ』
『パライソへ流れ着いても私の身体にはこうして・・・醜い痣が枷として残されたというのに』
『その私を再び処刑すると!!』

 

『・・・ーーーああ主よ』
『奇跡など・・・私には起こせないのですか?』
『私はまた・・・貴方を呪いながら・・・死ねばいいのですか?』
『幾度死ねば・・・赦していただけるのですか・・・?』

 

スタンディングオベーション)(拍手)

は〜〜〜〜〜〜〜、最高すぎてここら辺で気を失うかと思った〜最高か〜〜?最初の段落で出てくる『かえる』の漢字が最初と最後で変わってるところが好きすぎる。

 

そもそも時貞の過去が他の男とは格段に重いんだよね。

キリスト教の弾圧に耐える日々に、周りの人の支えになればと神の声が聞こえたと優しい嘘をつき、最終的に頸を落とされた時貞。ちなみに原城では数え切れないほどの少年が斬首されていてどの首が時貞かわからなかったため、母親に見せたところ母親は時貞の首を見ると顔色を変えて泣き崩れた、らしい。

そんな過酷な体験をして目覚めた天供島で、頸には斬首の跡が残り、そして島民にはマレビトとして奇跡を起こすことを半ば強制させられる日々。

 

つっら。

オラソワ内で時貞が日本にいたときの描写は少なかったから、ぜひ史実の時貞の方も調べてみてほしいな〜と思う。天草の乱、なかなか凄まじいので・・・。

 

 

で、こんなつらめなイベが終わると速攻で詫びイベしてくれてメンタルが生き返った。

海の隠れ家に行って体を寄せ合って暖をとってそのまま・・・とかロマンチックすぎて泣いた。幸せ〜〜〜!!

 

しかも時貞の上半身裸のスチル、めちゃめちゃめちゃやばい。もしかしなくても時貞、着痩せするタイプだった。もう肩の筋肉?胸?もうわからんけどとにかく男!!みたいな体してる。玄葉とトントンぐらいの筋肉あるよ、なになになに(混乱)

そして事後のスチルの時貞のオス味が限界突破しすぎてて無理だった。時貞、横向いた時だけ+5歳ぐらいになってない?え、好きなんだけど・・・。

 

 

 

○結

(あらすじ)

処刑されることになった時貞。こんな自分ではオランピアと一緒に居られないと心情を吐露するも、オランピアに諭され、緑の長に会いに行くと長は柑南に毒を盛られていた。

その後パリスに導かれ、時貞は全てを壊そうと企む柑南を刀を持って止める。

 

時貞は道摩大師を殺そうとした罪を償おうとするが、独色の長たちに未来の道でそれを果たせと言われる。

 

身分差別が原因で鬱屈した気持ちを抱え続けた柑南が”終焉”のためにオランピアを人質にとって銃口を時貞に向け進退が極まったその時パリスが飛び出して隙を作るんだけど、この時パリスの声も上村さんがやってること思い出してちょっと笑った。ちなみにだいふくのCVはホリエルがやってるみたい。

 

それと、柑南を倒した後の会議での慈眼大師の桃を使った話がいい話すぎて繰り返し聞いた。慈眼大師好きだ・・・。

 

 

 

波間の恋人たち(BAD1)

薙草を切ってしまった時貞は処刑を免れることはできなくなり、ふたりで海の向こうへ船に乗っていくエンド

 

私が爆推ししてるエンド。こういうザ・ジャパニーズみたいなエンド好きすぎる。

ロザリオで腕を縛って船に寝そべるスチルの美しいこと!!!!(大声)

そして2人で叶わない夢を語り合って命を終えるとかさ・・・何もう・・・・・・(死亡)

 

 

 

世界が終わるまでの夢(BAD2)

まさかの3P

 

確かに刈稲と柑南の√はないのかな〜って思ったよ。でもこんな形で見たいと思ったわけじゃない(怒)

 

柑南に薬漬けにされて、オランピアは時貞を、刈稲は沙波を思って交わるとかこの世の地獄か!?!?!?!?!?!?!?メリットといえば刈稲のテラ美しい横顔を拝めただけなんだが!?!?多分沙波さんも怒り狂ってんだが!?!?!?!?!?!

なんで薙草を妻に推薦してた柑南がなんでこんなにオランピアに巨大感情持ってるんだろう?て疑問だったし視覚の暴力が行き過ぎてて思考停止した。

 

まじで柑南、おまえ一生許さない。

 

 

 

サブについて①

 

柑南好きだよ!!!!!!(号泣)(テノヒラクルー)

ごめん、柑南の手記読んだらなんか柑南も大変だったんだな・・・て思ってたらいつの間にか柑南への巨大感情に支配されてた!!!

いやもうこんなんずるくない???一人だけ手記の重みが違いすぎない?????

 

ていうかこの手記の中で明かされる新事実が多すぎて脳バグったから整理していくね。

 

 

①赤禍の災の犯人(?)の判明

柑南父とその仲間たちでした。

 

オランピアへの執着の理由の判明

父親が白の女と番うことを望んでいたから。

そら父親が見たくてしょうがなかった白の女が身近に居たら気になるよな❗️(納得)

 

③柑南の剥

色層が低かったために治療が遅れ、結果男性器を失った。

どう足掻いても花婿にはなれないし、未来に自分の種を繋げはしない。15歳の時点でこの運命を背負ったとか悲しすぎる。

 

最後の手記の文章、

『僕は彼女の花婿になれない。だから憎んでもいいでしょう?愛すように憎んでもいいでしょう?僕はこの世界で一番価値のない男なのですから』

に全てが詰まってる。道は外してしまったかもしれないけど外したくて外したわけじゃないんだよなあ(泣)

 

③笹良と柑南の関係

この男、本編でいっっっちども笹良に実は気があるとかそういう雰囲気は醸し出さなかったから「あ〜ほんとに笹良のことはどうでもいいんだな〜」って思ってたけど、

もしかしたら笹良が柑南の前で『将来は何人赤ちゃんが欲しい』とか『あなたと私の子ならきっと可愛い』とか言いまくったから柑南は早い段階で笹良への好意を押し殺した(または好意を感じる前に恋愛対象から外した)んじゃないかなあと思った。

笹良は交配に積極的で愛する人の子供を産むことを望んでいるけど、生殖器を『剥』で失った柑南では幸せにすることができないからわざと冷たくあしらってたりしてたら私が泣く。

 

あと刈稲の手記にあれだけ柑南にひどいことをされたのに憎みきれないし愛してるって書いてあってこの双子難儀すぎてもっと泣いた。私も姉だから刈稲の気持ちにめちゃくちゃ共感したし最後の一文が『元気で・・・いてくれよな、柑南』ですよ!?なんとかこの2人を幸せにしてえ。

 

 

 

 

サブについて②

 

道摩大師と慈眼大師の名前にずっっっっっと既視感あってプレイ中考えてたんだけど、時貞√やってる最中に思い出せました(スッキリ)

 

以下は時貞√を終えた時点の私の考察だから話半分に聞いてください↓

 

私の記憶が正しければ、道摩大師は蘆屋道満慈眼大師空海の異名的なものだったような気がする。もしそれが正しければ道摩大師が道を作った〜とか慈眼大師が辰砂の使い道を教えた〜とかいうことが全部説明がつく。

なぜなら蘆屋道満っていうのは安倍晴明のライバルとして描かれることが多い平安時代の人物で、職業は陰陽師(正しくは朝廷には仕えていない野法師)だから『道』を作るとかいう超次元的な能力を持ってる可能性は全然あるかなとは思う。

あと調べてみたら空海高野山金剛峯寺を建てた理由の一つに水銀(=辰砂)が豊富だということが有ったみたいで、空海自身も水銀を薬として服用してたみたい。だから水銀については熟知してるんだと思う🤔まあ空海レベルに慈眼大師優しいしいいことばっかり言うから実質空海(?)

 

もしこの考察が間違ってたらただの知識ひけらかし野郎になるから当たってたらいいな〜(鼻ほじ)間違えてたらそっと消します😉✨

 

 

 

 

まとめ

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!!!

やっと時貞感想出せました!前回の玄葉感想からだいぶ時間が空きましたが無事書けてよかったです。

実はもう縁√感想も書き終わって今大本命の璃空√やってるんですが、もうやばいですね。他の√プレイしてた時は璃空が出てくるたびに深呼吸して気持ちを落ち着けてたんですけど、いざ√入ってみるともうなんかやばいですね(語彙力)

 

ではでは!次は縁√感想でお会いしましょう〜👋